貴方が期せずして転職をする事になった場合、何を重要な事として取り組んだら良いでしょう。

まず、第一に直ぐに応募先を見つけ、取りあえず一件でも二件でも応募してみる事をお薦めします。
もちろん、闇雲にではありません、自身のしてみたい仕事や、運よく働きたい会社が募集を出しているなら、手始めにそうした所へ応募してみましょう。
この際、年齢や経験の事で応募が叶うなら、まず幸先の良いスタートと言えると思います。

なぜ、そうアドバイスするかの次の説明を聞いて、特に初めて転職をされる方は心に留めて欲しいと思います。
例えば、しばらくゆっくり休もう や、失業保険を貰わなきゃ損　のような気持ちは捨てて挑む事が必要です。
なぜならば、失業期間の時の流れは早く、焦りは直ぐにやって来る事を肝に銘じておく必要があるからです。

月曜日から始まる １週間を失業期間に例えるなら、何曜日から職探しをしたら良いでしょうか、ゆっくり休んだ後の火曜日でしょうか、水曜日でしょうか、もっとゆっくりと木曜日でしょうか。

貴方がこの間まで働いていた時、木曜日をどう思っていたでしょうか、きっと 心の中で、もう直ぐ週末だ！と言う気持ちが起らなかったでしょうか。
つまり、もう週末と思える木曜日の段階から職探しを始めるのは、流石に少々遅いと言えるのです。
そして肝心な事は、無職の期間とは、有限では無く、ある意味無限の可能性を秘めていると言う事でもあるのです。

この事を先ほどの１週間に例え直すなら、木曜日から職探しをした場合、本当は怖い事に、その後何回と無く、何十回となく　同じ木曜日を迎える可能性がある　と言う事なのです。
考えると本当に怖い事ですが、様々な妥協の上に妥協して新たな職に就く、そうした断腸の思いの中で、その永遠と思える再就職活動に無理やりに終止符を打っておられる方が沢山いるのです。

こうした現実を勘案すれば、冒頭に述べた、直ぐにでも応募をしてみる行為、姿勢は、すなわち再就職活動を短期で終わらせ、出来るだけ妥協を少なくする為の唯一と言って良い、あなたの心の余裕になるのです。